ダンサーの腰痛改善

先日施術したダンサーの腰痛改善例をご紹介いたします。

腰が痛くて脚を高く後ろに振り上げられず、ダンスにも支障をきたしているとご来院。

いろいろな整体や接骨院には行っているものの、その場では少し改善するけど、すぐに痛みが戻ってしまうとのこと。

またアキレス腱炎も併発していて、アキレス腱にもいたみがあり。

さらに話を聞くと、過去に有痛性外脛骨の既往もあるとのことで、足からの要因がないか筋膜の滑りをチェックしたところ、脛の外側、腓骨筋の筋膜に筋膜異常がありました!

ここに筋膜マニュピレーションをおこなったところ、脚を上げた時の腰痛が改善し、可動域も一気にアップ!!

痛みのせいでずっと脚を高くふりあげられなかったけど、あげられる!脚をあげるときの怖さがなくなったと(*^^*)

この日の施術はここまでとして様子をみてもらいました。

二回目の来院。

アキレス腱の痛みはなくなったとのこと!
腰痛は。だいぶ脚を高く上げられるようになったけど、ダンスの練習量が多くなると腰の痛みがでる。

過去に咳喘息をしていることもあり、胸郭回りの筋膜をチェックしたところ、胸の下の筋膜に滑りの悪いところがあったのでそこに対してアプローチ。
そうすると腰の痛みは半分に。

さらに、バレエやダンスをしている方が筋膜異常をおこしやすい特徴的な部分があるのですが、そのラインをチェックしていったところ足のゆびの筋肉の筋膜異常があり、そこに対してアプローチすると更に痛みが改善し、その日の施術終了。

三回目の来院

左脚は右脚よりもまだ後ろに上げにくいし、少し痛みも残っているということで、さらに筋膜異常を探していきました。

有痛性外脛骨やシンスプリントの既往もあったので、一回目と同様に足周囲の筋膜異常を探していったところ、脛の内側に滑走障害が!(1回目にリリースしたポイントと拮抗するところです)そこをリリースすると、左脚の股関節が一気に動きやすくなり脚を高く振り上げられるようになりました。

さらに、そこと同じライン上で、左のお腹の横の筋膜異常をリリースすると痛みもほとんどなくなり、三回目の施術を終了しました。

その後の様子をきいたところ、今までは1週間たったら近くの治療院に行かないと痛かったけど、最近は行かなくても大丈夫と(*^^*)

やはりダンスやバレエなど特徴的な動きを繰り返す人には、使いすぎているところに筋膜異常が起こしやすいですね。

なかなか改善しない痛み、戻ってしまう痛みには筋膜異常が隠れているかも!!

関連記事

  1. 腱鞘炎改善例

  2. 橈骨遠位端骨折後のしびれ改善

  3. 膝の可動域が一気に改善!!

  4. 頭痛薬を飲まなくなりました!

  5. 寝起きの腰痛

  6. 捻挫後なかなか腫れがひかない・・・

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA